旅行で知育?!~ぽっくん5歳9ヵ月~ [5歳の成長と働きかけ]
短い冬休みが終わり、先週から幼稚園が始まりました。
お正月は、皆様いかがでしたでしょうか。
私は、いつものことながらのんべんだらりと、
読書ばかりして過ごしてました。
教育関係の本を読むのには、飽きもしてきたので、
(それでもやっぱり気になる本は読んでしまいますが)
気分転換にミステリー小説を読みだしたらハマってしまって…
天童荒太さんの永遠の仔から始まり、家族狩り、孤独の歌声と続き、
今は東野圭吾さんの天空の蜂を読んでおります。
おっと、その前にタチアナドロネの「サラの鍵」も読みました。
天童荒太さんの作品は初めて手にし、まだ3作品しか読んでませんが、
『子どもが親から心に受けた傷』というものを、どの作品からも感じました。
家族狩りには不登校・家庭内暴力といったものが取り上げられており、
どんな家庭にもそういった問題を抱える可能性を秘めているんだ、
と言われているようでした。
例え、親は愛情豊かに育てたつもりであっても…
どれもそういった親子の問題について考えさせられる作品でしたが、
かなりエグイ表現が多いので、今は骨休み的な意味合いで天空の蜂を読んでます。
話はかわりますが、幼稚園が冬休みに入ってすぐに家族で1泊2日の旅行に行きました。
お金をかけずに手軽に楽しく過ごす、ということで、行き先は近場の箱根です。
神奈川出身の私は、箱根には友達と何度か訪れたことがありますが、
交通手段が「電車」の旅は今回が初めてでした。
ツアーを利用しないので、行きたいところだけ行けるのは良いのですが、
行った先での読めない所要時間などとあわせて、電車やバスの時刻
を合わせるのって本当に大変!
それでも、車を使わない旅がこんなに良いものだとは思いませんでした。
東京から箱根までは、小田急ロマンスカーという特急電車で行けるのですが、
箱根周辺を観光するのには、スイッチバックで急勾配を上る登山鉄道電車をはじめ、
ケーブルカーやギネス世界記録認定を受けたロープウェイ、海賊船、バス、と
普段は乗ることのない様々な乗り物に乗ることが出来るのです。
目的地へ向かうまでの乗り物に乗っているだけでも、新しい発見や驚きが
多々あり、それは車では得られない感動でした。
と、楽しかった旅行の話だけ長々としていてもつまらないと思うので、
教育に関する話に移ります。
ほんの少しだけ幼児教育を意識している私としては、せっかく旅行するんだから
ただの思い出だけに終わらせたくない。
でも、どうしたら旅行といものをもっと実のあるものに出来るんだろうか…
旅行のしおりを作っている時にそんなことを考えていました。
出発の日まであまり時間もないので、ネットで参考になるような記事を探したのですが、
そんなケチくさいことを考える人はいないのか、旅行で知育を考える人なんて見つからず…
旅行記などにも目を通してみましたが、手がかりになるようなものは得られず。
頭の良いお母さんだったら、きっとこんなこと調べもしなくたって、
自然に子どもに良い働きかけのできる言葉かけなどがその場でスラスラと出てくるんだろうな、
と思いつつ、私は今まで読んできた本の文章を読み返していました。
その中で引っかかったのは、
「…書きとめるのだ、記録するのだ、ということはこのように
無意識に流れ過ぎてしまうことを、心にとめる、ということを
させてくれることだな、と。
そして、食べ物だけでなく、情景でも場面でも雰囲気でも、
人の表情、ことばでも、きちっと目をとめる、認識するということ、
これが文章の始めであり、文章より何より「考える」ということの
始めなのです。これなしに心の活動は始まらないわけです。
…このような最も簡単な記録でも、「記録する」「かきとめる」という
ことから目に見えず得るものは大きく、その記録したものから発展して
得るものも大きい。そのような記録はその中に、命があるのでは
ないかと思います。…」
という言葉。
著者が子どもの頃に、母親から毎日の食事の記録をとるように言われ、
何ともなしに記録をとっていた著者が、ある時に「記録する」ことの
重要さを悟った時のことを語っています。
大村はま国語教室〈第14巻〉ことばの力を伸ばす (1983年)
- 作者: 大村 浜
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1983/11
「記録することが大切」
…この言葉が私の焦る気持ちをラクにしてくれました。
そこで、旅行中で食べたもの・飲んだもの、乗った乗り物の名前や中の様子、
ホテルの名前、ホテルの窓から何が見えたか、
その他初めてのものや気づいたことを書く欄をA4用紙2枚の両面に印刷し、
旅行の前日にぽっくんに見せ、記録することの内容を読んで聞かせることにしました。
内容についてはまだ5歳ということもあり、考えなくても簡単に書けるものに
しましたが、乗り換えた駅の名前や訪れた先でどんなことをしたか等、
年齢に合わせて内容も変えていけたら良いですね。
今回このプリントを作って持っていったことで、
写真やビデオでは残しておくことのないような出来事が記録として残りました。
また、作った時には旅先に置いてあるスタンプのことは頭になかったのですが、
行った先々でみつけたスタンプもこの用紙に押してきました。
ぽっくんも、ちょっとした空き時間があると「あっ、あれ書いちゃおう」と、
プリントを出して書いていたので、何かの待ち時間などで手持無沙汰になることもありませんでした。
「記録する」ために、思い出す作業やそれを表現するために考える、ということを
することによって、思い出といものがより濃く記憶づけられてくれたらいいなぁ、と
思っていたのですが、そんなの結局本人じゃなきゃ分からないこと…
今回は子どもに記録させることにしか頭がありませんでしたが、
今、次回旅行をする際には自分用のプリントも用意していこうと思いました。
記録することによって「無意識に流れ過ぎてしまう」ことを防げるのかどうか、
強く記憶に残るのかどうか、今度は自分で実験してみます。
共通テーマ:育児




日々ぽっくんに向き合っていらっしゃる姿、素晴らしいなぁといつも感嘆しています。ぽっくんもずいぶんとしっかりされたみたいですね!
こちらはカホ1歳半の検査で大幅に遅れをとってました(汗)、が、それでもこの子なりに成長すればいいんだよね、昨日より今日、今日より明日と思ってぽっくんママさんのブログに元気を頂いているしーちゃんでした(笑)。
しばらく寒い日が続くようなので、ご自愛くださいませ。
by しーちゃん (2012-01-24 14:51)
いつも応援ありがとうございます<(_ _*)>
「それでもこの子なりに成長すればいいんだよね」との言葉、
胸に響きます。
入園前もとにかく他の子と「比べない」を意識して働きかけをしてきましたが、今となっては何かが出来る・出来ないということより、出来るようになるためにどんな風にぽっくんが取り組んでいけるのかを意識するようになりました。
『「早くできる方が良い」ということは、12歳まではあり得ない』
と、糸山泰造氏がおっしゃってます。
カホとは相反する言葉に思えますが、今はその通りにも思えるのです。
過程が大事なんだって…
このブログでもその過程をもっと詳しくUPしていけたら良いんですけどね。
気長に見守ってくださいませ☆
by ぽっくんママ (2012-01-26 11:26)